ナチュラルパフューム630－1シリーズ、現在在庫切れです。

先週とうとう、販売していた香水・ナチュラルパフューム630-1シリーズが全て売れてしまいました。

このシリーズは、3年前からスタートした滋賀県産（主に大津市北比良産）の草花をベースにしたパフュームで、天然香料のみで調香しているため、一般的な香水が苦手という方にも人気のシリーズです。

店頭でもウェブストアでも比較的よく売れているシリーズで、リピーターさんも多く、一人で2本、3本買われる方もいらっしゃいます。

そんなナチュラルパフュームシリーズの在庫がゼロになってしまいました。（Botanica amuletumシリーズはあります。）

完売して嬉しい気持ちよりも、店頭に並べるものがなくなってしまったという焦りの方が強く感じています。

年に2回開催している単発の調香ワークショップでもお話しているのですが、香水作りは化粧品製造と違って、めちゃくちゃ創造力と感性が必要な作業。
体力、気力、集中力がないと進まないですし、精神的、時間的な余裕がないと取り組めません。
また一人きりにならないと、私は調香活動に取り組めないんです。

一人きりにならないと集中できないのでね・・・。

化粧品製造に取り掛かっているときは、濃度計算や化学式なんかも出てきて左脳フル稼働みたいなモードですが、香水作りのときは想像・創造モードになって閃きが大切なので右脳フル稼働みたいなモードです。

最近は化粧品製造の方が忙しくなってきているので、このモードの切り替えが私は下手なのか、今調香になかなか取り組めていません。

また香水は熟成期間が必要。
今日ブレンドして明日から販売、、、というわけにいきません。
時間は、香水の最後の素材となります。
ラボでゆっくり寝かせて、時々手の中で温めたり振ったりしながら、ゆっくりまろやかに熟成されていくのを待ちます。
この時間がとても愛おしい。

熟成期間を終えて香水瓶に充填するときは、何とも言えない満たされた気持ちになります。
「いよいよ旅立ちだね～」
「どんな人を香りで包むだろうね～」
「香りで励ましてあげてね～」
「つけてくれた人に寄り添ってあげてね～」
なんてひとり会話をしながら充填しています。（かなり怪しい人？！笑）

そんな香水が1本、、、また1本と売れていくのはとても嬉しいこと。
でも、、、、最後の1本が売れたとき、今、Webストアに並ぶ予定です。

これらを充填するころには調香したいな、、、。

販売を楽しみに待ってくださっているお客様がいらっしゃいます。

いつもありがとうございます。

あと少しお待ちくださいね。